霧島山(新燃岳)
2022年8月19日11時0分|噴火予報:警報解除
噴火警戒レベル1 (活火山であることに留意)
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳では火山活動が低下しています。GNSS連続観測では、霧島山を挟む基線において、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる伸びが認められましたが、7月頃から停滞しています。新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は、増減を繰り返しながらも減少傾向がみられており、その他の観測データにも火山活動の活発化を示す変化はみられていません。これらのことから、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられます。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(解除)→活火山であることに留意
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2022年3月27日17時20分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が増加しており、本日(27日)17時台に入り前24時間で20回発生しています。GNSS連続観測では、霧島山を挟む一部の基線において、霧島山での深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられるわずかな伸びが認められます。今後、小規模な噴火が発生するおそれがあり、弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(発表)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
2021年3月1日11時0分|噴火予報:警報解除
噴火警戒レベル1 (活火山であることに留意)
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳では火口直下を震源とする火山性地震は、2020年12月18日から増加し多い状態となりました。その後、2021年1月から次第に減少し、2月以降少ない状態です。噴煙の状況及び地殻変動観測のデータにも火山活動の活発化を示す兆候は認められていません。また、1月以降に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)放出量やこれまでみられている地熱域・噴気活動に特段の変化は認められませんでした。これらのことから、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられます。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(解除)→活火山であることに留意
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2020年12月25日21時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、12月18日から火口直下を震源とする火山性地震が増加しています。16日から本日(25日)までの10日間で300回発生し多い状態となっています。新燃岳の火山活動は高まった状態となっていることから、今後、新燃岳火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生するおそれがありますので、警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(発表)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
2020年12月11日11時0分|噴火予報:警報解除
噴火警戒レベル1 (活火山であることに留意)
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳では火口直下を震源とする火山性地震が増減を繰り返していましたが、10月中旬以降、地震活動は低下傾向にあります。噴煙の状況及び地殻変動観測のデータにも火山活動の活発化を示す兆候は認められていません。また、12月に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)放出量やこれまでみられている地熱域・噴気活動に特段の変化は認められませんでした。これらのことから、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(解除)→活火山であることに留意
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
活火山であることから、新燃岳火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2020年1月2日22時40分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、本日(2日)16時頃から火口直下を震源とする火山性地震が増加しています。昨日(1日)22時から本日22時30分までに21回発生し、多い状態となっています。新燃岳では火山活動が活発になっていることから、今後、噴火が発生するおそれがあります。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(発表)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
2019年12月20日11時0分|噴火予報:警報解除
噴火警戒レベル1 (活火山であることに留意)
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳では、11月17日から18日にかけて火口直下を震源とする火山性地震が増加しましたが、その後は少ない状態が続いています。噴煙の状況及び傾斜計のデータに火山活動の活発化を示す兆候は認められていません。また、12月12日に実施した現地調査による観測結果にも特段の変化は認められませんでした。これらのことから、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(解除)→活火山であることに留意
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
活火山であることから、新燃岳火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2019年11月18日5時10分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が増加しています。昨日(17日)12時から本日(18日)05時までに22回発生し、多い状態となっています。今後、噴火が発生するおそれがあり、弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(発表)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
2019年4月5日11時0分|噴火予報:警報解除
噴火警戒レベル1 (活火山であることに留意)
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳火口直下を震源とする火山性地震が、2019年2月25日から28日にかけて増加しましたが、3月2日以降は少ない状態が続いています。また、噴煙の状況や傾斜計の観測データに特段の変化はみられません。2月26日以降、繰り返し実施した現地調査及び3月26日に実施した上空からの観測では、火口内及び西側斜面の割れ目付近の噴気や地熱域の状況及び火山ガス(二酸化硫黄)放出量に変化はみられませんでした。これらのことから、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。なお、定期的に発表していた火山の状況に関する解説情報は終了します。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(解除)→活火山であることに留意
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
活火山であることから、火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。なお、これまでの噴火により登山道等が危険な状態となっている可能性があるため、引き続き地元自治体等が行う立入規制等に留意してください。
2019年2月25日14時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が増加しており、昨日(24日)3回、本日(25日)13時30分までに17回発生しています。火山性微動は観測されていません。これらの地震の増加に伴う地殻変動は認められませんが、GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは鈍化しているものの継続しています。今後、小規模な噴火が発生するおそれがあり、弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(発表)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。また、地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
2019年1月18日11時0分|噴火予報:警報解除
噴火警戒レベル1 (活火山であることに留意)
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳では2018年6月28日以降、噴火は観測されていません。新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は2018年11月中旬頃から少なくなり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も少ない状態が続いています。傾斜計では山体膨張を示す変化は認められず、新燃岳の火山活動は低下しています。1月9日に実施した現地調査でも、火口内及び西側斜面の割れ目付近の噴気や熱異常域の状況に変化はみられませんでした。これらのことから、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。なお、定期的に発表していた火山の状況に関する解説情報は終了します。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(解除)→活火山であることに留意
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
活火山であることから、火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。なお、これまでの噴火により登山道等が危険な状態となっている可能性があるため、引き続き地元自治体等が行う立入規制等に留意してください。
2018年6月28日11時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、引き続き小規模な噴火の可能性がありますので、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石及び火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、4月以降も噴火が時々発生していますが、大きな噴石の飛散は火口の中心から1100mまで達したのが最大でした。GNSS連続観測では、霧島山を挟む基線で、3月中旬以降、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びがみられていますが、5月上旬から一部の基線でその伸びは鈍化しています。新燃岳近傍の傾斜計では、6月に入ってから山体膨張を示す顕著な変化は観測されていません。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、3月中旬以降1日あたり数百から1000トン程度で経過していましたが、6月1日に1日あたり80トンまで減少しています。このように新燃岳火口へのマグマの供給は低下したものとみられ、2kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと考えられます。一方、新燃岳火口の浅部では活発な地震活動が続いていることなどから、引き続き、弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する噴火の可能性があります。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(継続)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
火口周辺警報:火口周辺警戒(解除)→活火山であることに留意
宮崎県高原町
活火山であることに留意(継続)
宮崎県都城市
宮崎県えびの市
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。また、地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
2018年3月15日11時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳では、爆発的噴火が断続的に発生していますが、3月11日以降、さらなる噴火活動の活発化は認められないことから、警戒が必要な範囲を新燃岳火口周辺の概ね4kmから概ね3kmに縮小します。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳では、3月6日から爆発的噴火が断続的に発生し、3月10日には噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から1800mまで達しましたが、さらなる噴火活動の活発化は認められていません。高千穂河原観測点の傾斜計で、9日18時頃から新燃岳方向がわずかに隆起する傾斜変動がみられていましたが、12日頃から停滞しています。低周波地震は、10日まで1日あたり100回以上と非常に多い状態となっていましたが、11日から減少しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、7日に1日あたり34000トンと非常に多くなりましたが、その後は1000トン程度で経過しています。衛星からの観測では、9日には溶岩の噴出は概ね停止したとみられます。これらのことから、新燃岳火口から3kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと考えられます。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(継続)
宮崎県小林市
宮崎県高原町
鹿児島県霧島市
火口周辺警報:火口周辺警戒(解除)→活火山であることに留意
宮崎県都城市
宮崎県えびの市
弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。2011年と同様に爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損の可能性がありますので注意してください。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が、非常に多い状態となることもあり、風下側では流下する火山ガスに注意するとともに、地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。また、地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
2018年3月10日5時5分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳では、本日(10日)爆発的噴火が発生し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が1800mまで飛散しました。今後、火山活動がさらに活発化するおそれがあるため、警戒が必要な範囲を新燃岳火口周辺の概ね3kmから概ね4kmに拡大します。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳では、噴火活動が活発化しています。本日(10日)01時54分と04時27分の爆発的噴火では弾道を描いて飛散する大きな噴石が1800mまで飛散しました。噴煙は最高で火口縁上4500mまで上がりました。地殻変動観測では、昨日(9日)18時頃から新燃岳方向が隆起する傾斜変動がみられています。火山性地震は多い状態が続いており、引き続き、前24時間で200回を超えています。浅いところを震源とする振幅の大きな低周波地震も引き続き発生しています。現在、新燃岳の火口内は溶岩で覆われ、火口の北西側の一部では、高温の溶岩が現在も流出しています。今後、更に活動が活発になる可能性があります。新燃岳火口から概ね4kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。新燃岳火口から概ね2kmの範囲では流下する火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(継続)
宮崎県小林市
宮崎県高原町
鹿児島県霧島市
火口周辺警報:火口周辺警戒(発表)
宮崎県都城市
宮崎県えびの市
弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね4kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね4kmの範囲では警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。2011年と同様に爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損の可能性がありますので注意してください。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が、非常に多い状態となることもあり、風下側では流下する火山ガスに注意するとともに、地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。また、降灰が続いていることから降雨時の土石流にも注意してください。
2018年3月1日16時40分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳では、低周波地震が増加し火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も急増しています。警戒が必要な範囲を新燃岳火口周辺の概ね2kmから概ね3kmに拡大します。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳では、本日(1日)08時頃から浅い場所を震源とする低周波地震が増加しています。また、火山性微動は本日08時15分頃から継続して発生しています。本日実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が1日あたり5500トン(前回2月2日、90トン)と急増しました。火山ガスの放出量が急増したのは、2017年10月の噴火以来です。GNSS連続観測では、2017年7月頃から霧島山を挟む基線の伸びが継続しています。このことから、霧島山の深い場所でマグマの蓄積が続いていると考えられます。新燃岳では、今後、更に活動が活発になる可能性があります。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(継続)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
火口周辺警報:火口周辺警戒(発表)
宮崎県高原町
弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
2017年10月31日14時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 警戒が必要な範囲を新燃岳火口周辺の概ね3kmから概ね2kmに縮小します。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳では、10月17日00時30分頃を最後に噴火は発生していません。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は10月15日に1日あたり11000トンと急増しましたが、23日以降は200トン以下に減少しました。火山性微動は、10月21日までは消長を繰り返しながら発生していましたが、その後は観測していません。傾斜変動にも、10月16日以降特段の変化は認められません。一方、マグマなどの火山性流体の活動を示すと考えられる低周波地震は引き続き発生しており、今後も、弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する噴火の可能性があります。また、GNSS連続観測では、7月頃から霧島山を挟む基線で伸びの傾向がみられており、霧島山の深い場所でマグマが蓄積されていると考えられることから、今後も火山活動の推移に注意が必要です。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(継続)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
火口周辺警報:火口周辺警戒(解除)→活火山であることに留意
宮崎県高原町
活火山であることに留意(継続)
宮崎県都城市
宮崎県えびの市
弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損や降雨時の土石流にも注意してください。地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
2017年10月15日19時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が1日あたり11000トンと急増しました。新燃岳火口から概ね3kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 本日(15日)実施した現地調査で、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が1日あたり11000トン(前回13日1400トン)と急増しました。火山ガスの放出量が1日あたり10000トンを超えたのは、2011年1月の本格的なマグマ噴火時以来です。また、火山性微動も継続しており、振幅も本日午後から更に大きくなっています。これらのことから、今後、更に噴火活動が活発になる可能性があります。新燃岳火口から概ね3kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(継続)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
火口周辺警報:火口周辺警戒(発表)
宮崎県高原町
活火山であることに留意(継続)
宮崎県都城市
宮崎県えびの市
火口から概ね3kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。風下側では火山ガスにも注意してください。また、地元自治体等が発表している火山ガスの情報にも留意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。また、降雨時には土石流に注意してください。
2017年10月11日11時5分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳では、本日(11日)05時34分頃に噴火が発生しました。その後も噴火が継続し噴煙量も増加しています。10時現在、噴煙は稜線上300mまで上がり北東へ流れています。また、火山性微動も継続しており、振幅も次第に大きくなっています。地殻変動観測では、新燃岳の山体が膨張する傾斜変動が続いています。今後、更に活動が活発になる可能性がありますので、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(継続)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。 爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
2017年10月5日23時35分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、9月23日頃から火山性地震が増加し、本日23時までの24時間で87回発生しています。また、火山性地震の振幅は次第に大きくなっています。火山性微動は観測されていません。これらの地震の増加に伴う地殻変動は認められませんが、GNSS連続観測では、霧島山を挟む基線で2017年7月頃から霧島山の深い場所で膨張する傾向が認められています。今後、小規模な噴火が発生するおそれがあることから、新燃岳火口から概ね1kmの範囲では大きな噴石に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(発表)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
2017年5月26日14時0分|噴火予報:警報解除
噴火警戒レベル1 (活火山であることに留意)
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳では、2011年1月からの噴火活動が収まり、同年9月7日を最後に噴火は発生していません。火口内に蓄積した溶岩のわずかな膨張が継続してきたことから小規模な噴火の可能性があると判断してきましたが、2016年夏頃から膨張は停滞しています。同年10月以降に火口付近で繰り返し行った現地調査でも火口内及び周辺の噴気や熱異常域の状況に変化はみられませんでした。また、火口近傍の傾斜計による地殻変動観測、地震活動等その他の観測データにも特段の活動の高まりを示す変化はみられていません。これらのことから、新燃岳では火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(解除)→活火山であることに留意
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
活火山であることから、火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰や火山ガス等の規模の小さな噴出現象が突発的に発生する可能性がありますので注意してください。なお、これまでの噴火による火山灰などの堆積等により道路や登山道等が危険な状態となっている可能性があるため、引き続き地元自治体等が行う立入規制等に留意してください。
2013年10月22日18時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、GPS観測によると、新燃岳の北西地下深くのマグマだまりへの深部からのマグマの供給は停止し、新燃岳浅部の活動も低下し火山活動は落ち着いた状態が続いています。しかし、火口内に溜まった溶岩は依然高温状態にあり、火口周辺に影響のある小規模な噴火が発生する可能性は残っていますので、火口から概ね1kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:火口周辺警戒(継続)
宮崎県小林市
鹿児島県霧島市
火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。降雨時には、泥流や土石流に注意してください。火口から1kmを超える範囲においても、これまでの噴火による火山灰などの堆積等により道路や登山道等が危険な状態となっている可能性があるので、引き続き地元地方公共団体等が行う立入規制に従ってください。
2012年6月26日18時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳火口から概ね2kmの範囲で大きな噴石に警戒が必要(警戒範囲を縮小)。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳では、新燃岳の北西地下深くのマグマだまりへの深部からのマグマの供給は停止し、新燃岳浅部の活動も低下しており、爆発的噴火により大きな噴石が2kmを超えて飛散する可能性は低くなったと考えられます。しかし、火口には高温の溶岩が溜まっており、現在でも小規模な噴火が発生する可能性は否定できませんので、火口から概ね2kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。
【対象地域】
宮崎県:小林市
鹿児島県:霧島市
火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です(警戒範囲を3kmから2kmに縮小)。噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。霧島山上空の風情報に留意してください。降雨時には泥流や土石流に警戒が必要です。降雨に関する情報に留意してください。火口から2kmを超える範囲においても、これまでの噴火による火山灰などの堆積等により道路や登山道等が危険な状態となっている可能性があるので、引き続き、地元地方公共団体等が行う立入規制に従ってください。
2011年3月22日17時0分|火口周辺警報
入山規制
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳火口から概ね3kmの範囲で大きな噴石と火砕流に警戒が必要。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳は間欠的に噴火が発生しているものの最盛期の活動に比べ低下した状態で推移しており、爆発的噴火により大きな噴石が3kmを超えて飛散する可能性は低くなったと考えられます。一方、新燃岳の北西数kmの地下深くのマグマだまりへのマグマの供給は続いており、また、マグマだまりから新燃岳へのマグマの上昇は断続的に続いていると推定されます。噴火活動は今後も続くと考えられますので、火口から概ね3kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石と火砕流に警戒が必要です。
【対象地域】
宮崎県:小林市
高原町
鹿児島県:霧島市
火口から概ね3kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石と火砕流に警戒が必要です。風下側では降灰及び遠方でも風に流されて降る小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。これまでの噴火では、風に流されて直径4cm程度の小さな噴石(火山れき)が新燃岳火口から10kmを超えて降りました。また、爆発的噴火に伴う大きな空振に注意が必要です。噴火警報等及び霧島山上空の風情報に注意してください。降雨時には泥流や土石流に警戒が必要です。降雨に関する情報に注意してください。
2011年2月1日11時20分|火口周辺警報
入山規制
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳火口から概ね4kmまでの範囲で大きな噴石に警戒が必要。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 霧島市牧園支所によると、本日(1日)07時54分に新燃岳で発生した爆発的噴火により、大きな噴石が新燃岳火口から3kmを超えて飛散しているとの情報を得ました。今後もこのような規模の大きな爆発的噴火が発生した場合、新燃岳火口から概ね4kmまで影響を及ぼす恐れがあります。
【対象地域】
宮崎県:えびの市
小林市
高原町
都城市
鹿児島県:霧島市
火口から概ね4kmまでの広い範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。火口から概ね3kmまでの広い範囲では、火砕流にも警戒が必要です。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。降雨時には泥流や土石流に注意が必要です。また、大きな空振に注意が必要です。
2011年1月31日1時35分|火口周辺警報
入山規制
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳火口から概ね3kmの範囲で火砕流に警戒が必要。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 気象研究所と防災科学技術研究所が行った、だいち衛星画像(JAXA提供)の解析によると、28日に東京大学地震研究所によって火口内に確認された直径数10mの溶岩ドームが、30日には直径500m程度の大きさに成長しました。今後、爆発的噴火が発生した場合、溶岩ドームが破壊され、火口から概ね3kmの範囲まで火砕流が流下する可能性があります。
【対象地域】
宮崎県:小林市
高原町
鹿児島県:霧島市
新燃岳火口から概ね3kmの範囲では、噴火に伴う火砕流に警戒が必要です。新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石等に警戒が必要です。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。降雨時には泥流や土石流に注意が必要です。
2011年1月26日18時0分|火口周辺警報
入山規制
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 火口から居住地域近くまでの広い範囲の火口周辺で警戒が必要。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新燃岳では、本日(26日)07時31分にごく小規模な噴火が発生し、その後も噴火が継続しています。さらに、14時49分頃から火山性微動の振幅が大きくなり、噴火の規模が大きくなっています。15時30分頃から灰白色の噴煙が火口縁上1,500mまで上がり、現在も南東に流れています。今後、更に活動が活発になる可能性がありますので、火口から2km程度の範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石等に警戒が必要です。
【対象地域】
宮崎県:小林市
鹿児島県:霧島市
新燃岳から2km程度の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石等に警戒が必要です。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。降雨時には泥流や土石流に注意が必要です。
2010年5月6日14時0分|火口周辺警報
火口周辺規制
火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、本日(6日)07時頃から火山性地震が増加し、13時までに145回(速報値)発生しました。新燃岳では火山活動が高まっており、今後、火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があります。火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。
【対象地域】
宮崎県:小林市
鹿児島県:霧島市
火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。風下側では、降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。
2010年4月16日11時0分|噴火予報
平常
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳では、3月30日にごく小規模な噴火が発生して以降、噴火は発生していません。火山性地震は4月7日以降少ない状態が続いています。また、火山性微動は3月31日以降発生していません。遠望カメラでは、白色噴煙の量は4月1日以降少ない状態です。これらのことから、新燃岳の火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。
【対象地域】
宮崎県:小林市
鹿児島県:霧島市
火口内及び西側斜面では引き続き噴気がみられており、その近傍では火山灰等の噴出に警戒が必要です。
2010年3月30日9時10分|火口周辺警報
火口周辺規制
火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性火口周辺への立入規制等。
◆ 新燃岳では、本日(30日)07時34分頃から火山性微動が観測され、現在も継続しています。遠望カメラでは、08時00分頃から白色噴煙の量が増加しています。新燃岳では火山活動が高まっており、今後、火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があります。火口から概ね1kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。
【対象地域】
宮崎県:小林市
鹿児島県:霧島市
火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。風下側では、降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。
2008年10月29日11時0分|噴火予報
平常
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新燃岳では、8月22日に噴火が発生しましたが、23日以降噴火は発生せず、火山性地震や火山性微動の発生も少なくなりました。また、噴煙量も次第に減少しています。これらのことから、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。火口内及び西側斜面では引き続き噴気がみられており、火口内に影響する程度の噴出現象が発生する可能性がありますので、火山灰の噴出等に警戒が必要です。
【対象地域】
宮崎県:小林市
鹿児島県:霧島市
火口内及び西側斜面では、火山灰の噴出等に警戒が必要です。