口永良部島
2024年4月13日12時35分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 口永良部島では、4月に入り主に古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が多い状態で経過しています。また、GNSS連続観測では2023年6月下旬頃から11月頃にかけて古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されています。口永良部島では、火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2024年3月27日14時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、火山活動に低下傾向が認められますが、引き続き新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、古岳火口付近を震源とする火山性地震が昨年(2023年)6月以降増加し、その後増減を繰り返しながら多い状態が続いていましたが、1月中旬頃から減少しています。また、その他の観測データにも活発化を示す特段の変化は認められません。火山活動に低下傾向が認められますが、新岳火口及び古岳火口付近での火山性地震の発生が続いており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出も少ないながら続いています。また古岳火口付近で、地熱域が引き続き観測されています。これらのことから、口永良部島では新岳火口及び古岳火口から1kmを超え、また西側は新岳火口から2kmを超えて影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと考えられますが、引き続き火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生するおそれがあります。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2023年7月10日16時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 口永良部島では、古岳においても噴火の可能性が高まったことから、これまでの警戒が必要な範囲に加え古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 口永良部島では、古岳付近の浅いところを震源とする火山性地震が6月下旬頃から多い状態となっていましたが、昨日(9日)からさらに増加しており、振幅もやや大きくなっています。このことから、新岳に加え、古岳においても噴火の可能性があります。口永良部島では、新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2023年6月27日18時42分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 口永良部島では、本日(27日)から山体の浅いところを震源とする火山性地震が多発しています。火山性地震は前24時間で50回発生しています。口永良部島では火口から概ね2km以内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2023年6月26日4時40分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、新岳火口付近及び古岳付近の浅いところを震源とする火山性地震が増加しています。火山性地震は、17日から本日(26日)までの10日間で100回発生しています。火山活動が高まっていますので、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(発表)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2022年9月1日11時0分|噴火予報:警報解除
噴火警戒レベル1 (活火山であることに留意)
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 口永良部島では、火山性地震は概ね少ない状態で経過し、その他の観測データにも特段の変化は認められません。火山活動は低下しており、新岳火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなりました。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(解除)→活火山であることに留意
鹿児島県屋久島町
活火山であることから、新岳火口内、西側割れ目付近では、高温の噴気や火山ガス等に注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2022年7月31日6時40分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、山体を震源とする火山性地震が昨日(30日)12時過ぎから増加しており、火山活動が高まっています。口永良部島では火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(発表)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2022年5月25日11時0分|噴火予報:警報解除
噴火警戒レベル1 (活火山であることに留意)
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 新岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 口永良部島では、火山性地震は概ね少ない状態で経過しています。火山活動は低下しており、新岳火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなりました。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(解除)→活火山であることに留意
鹿児島県屋久島町
活火山であることから、新岳火口内、西側割れ目付近では、高温の噴気や火山ガス等に注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2021年7月5日11時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、火山活動は低下していますが、引き続き火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、5月以降、火山性地震に減少傾向がみられ、規模の大きな火山性地震も観測されていません。また、GNSS連続観測では、島内の基線で2月頃から縮みの傾向がみられています。その他の観測データに特段の変化は認められません。火山活動は低下していますが、新岳火口及び古岳付近での火山性地震の発生が続いており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出も少ないながら続いています。また新岳火口西側割れ目付近では、地熱域が引き続き観測されています。これらのことから、口永良部島では新岳火口から西側で2kmを超え、その他の範囲では新岳火口から1km超えて影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと考えられますが、引き続き火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生するおそれがあります。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2021年2月28日13時40分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新岳火口から概ね2kmの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 口永良部島では、21日から主に新岳火口付近の浅いところが震源と推定される火山性地震が多い状態が継続しており、火山活動が高まっています。今後、新岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がありますので警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2021年1月19日11時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、引き続き規模の小さな噴火の可能性がありますので、新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、2020年11月頃から新岳火口付近の浅い場所を震源とする火山性地震に減少傾向がみられ、規模の大きな火山性地震も観測されていません。新岳火口及び新岳火口西側割れ目付近の噴煙や地熱域の状況には、火山活動の活発化を示す特段の変化は認められていません。このため、口永良部島では新岳火口から概ね2kmの範囲及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低いと考えられます。一方、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、減少傾向であるものの、やや多い状態が続いていることから、引き続き規模の小さな噴火の可能性があります。これらのことから、新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2019年10月28日0時15分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 火口から概ね2kmの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 口永良部島では、10月27日21時33分に新岳火口付近の浅いところを震源とする規模の大きな地震が発生しました。18日にも規模の大きな地震が発生しており、火山活動が高まった状態となっています。今後、新岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がありますので警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2019年6月12日11時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 引き続き小規模な噴火の可能性がありますので、新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 新岳火口では、2月3日以降噴火は観測されていません。新岳火口付近のごく浅い場所を震源とする火山性地震は2月以降減少し、概ね少ない状態で経過しています。新たなマグマの上昇を示すと考えられる、新岳の西側山麓のやや深い場所を震源とする火山性地震は、2018年8月16日以降観測されていません。火口内の熱の高まりを示す火映は、2018年12月以降観測されていません。山麓からの観測では、新岳火口及び新岳火口西側割れ目付近の噴煙や地熱域の状況に特段の変化は認められていません。一方、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、4月11日に1日あたり1000トンと一時的に多い状態となりました。その後は減少しましたが、現在も1日あたり100から300トンとやや多い状態が続いていますので、引き続き小規模な噴火の可能性があります。これらのことから、新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒が必要です。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2018年8月29日10時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと考えられますが、新岳火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があります。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 新岳の西側山麓のやや深い場所を震源とする火山性地震が15日に増加しましたが、16日以降は観測されていません。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、10日から17日にかけて1日あたり900トンから1600トンに増加しましたが、18日以降は依然として多いものの1日あたり400トンから800トンに減少しています。GNSS連続観測では、口永良部島島内の基線で顕著な変化は認められていません。16日以降に実施した山麓及び上空からの観測では、新岳火口及び新岳火口西側割れ目付近の噴煙や熱異常域の状況に特段の変化は認められていません。このように火山活動の更なる高まりが認められていないことから、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生する可能性が低くなったと考えられます。一方、8月に入ってから、新岳火口付近のごく浅い場所を震源とする火山性地震が増減を繰り返し、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加するなど、火山活動が高まった状態となっていますので、新岳火口から概ね2kmに影響を及ぼす噴火の可能性があります。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(引下げ)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
2018年8月15日10時30分|噴火警報
噴火警戒レベル4 (避難準備)
警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。
◆ 新岳火口から概ね3kmの範囲の居住地域では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に厳重な警戒(避難準備等の対応)をしてください。警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。
◆ 口永良部島では、本日(15日)00時頃から火山性地震が増加しており、10時までで26回発生しています。これまでの火山性地震の震源は、新岳火口付近のごく浅い場所でしたが、本日の火山性地震は新岳の南西山麓付近の深さ約5kmと推定され、地震の規模は、最大でマグニチュード1.9(速報値)とやや大きなものでした。この火山性地震の震源は2015年5月の噴火前に発生した地震と同じ場所であると推定され、今後、火山活動が更に高まる可能性があります。
【対象地域】
噴火警報:避難等(引上げ)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね3kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に厳重な警戒(避難準備等の対応)をしてください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。
2018年4月18日11時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 引き続き小規模な噴火の可能性がありますので、新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、2015年6月19日のごく小規模な噴火以降、噴火は発生していません。新岳火口の西側割れ目付近には依然として熱異常域が存在するものの、温度は低い状態が続いています。また、新岳火口を挟むGNSSの基線では、2016年1月頃から緩やかな縮み傾向が見られています。一方、火山性地震は概ね多い状態で経過しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も2014年8月の噴火前の水準には低下しておらず、火山活動がやや高まった状態となっています。引き続き小規模な噴火の可能性があります。これらのことから、新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒が必要です。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけではなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
2016年6月14日18時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 口永良部島では、引き続き噴火の可能性がありますが、昨年(2015年)5月29日と同程度の噴火が発生する可能性は更に低下していると考えられます。新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 口永良部島では2015年6月19日のごく小規模な噴火後、噴火は発生していません。火映は観測されておらず、新岳火口の西側割れ目付近の熱異常域の温度も低下した状態が続いています。新岳火口付近の火山性地震は、2014年8月の噴火前よりやや少なく、また火山性微動は観測されていません。地殻変動観測では、新岳火口を挟むGNSSの基線長に、2016年1月頃から縮み傾向がわずかに認められ、5月以降は明瞭になり、2015年5月の噴火前から続いていた島の膨張状態が収縮に転じているとみられます。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1月以降は1日当たり50から200トンで、2015年5月の噴火前後より大幅に減少した値で経過しています。しかし、2014年8月の噴火前よりはやや多い状態です。これらのことから、引き続き噴火の可能性がありますが、2015年5月29日と同程度の噴火が発生する可能性は更に低下していると考えられます。新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(引下げ)
鹿児島県屋久島町
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。降雨時には土石流の可能性があるため注意してください。
2015年10月21日18時0分|噴火警報
噴火警戒レベル5 (避難)
危険な居住地域からの避難等が必要。
◆ 新岳火口の西側の概ね2.5kmの範囲の居住地域(前田地区、向江浜地区)では厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。危険な居住地域からの避難等が必要。
◆ 新岳では、6月19日の噴火以降、噴火は発生していません。1日あたりの二酸化硫黄放出量は、6月は概ね多い状態でしたが、次第に減少し、9月にはやや少ない状態となりました。また、火映は5月29日の噴火以降観測されておらず、9月には、新岳火口付近の熱異常域の温度の低下が認められています。火山性地震は、8月上旬までは時々多くなりましたが、その後少なくなりました。地殻変動観測で3月頃までにみられていた島の隆起を示す変動はその後停滞しており、マグマの上昇を示すような顕著な変化は認められません。以上のように火山活動が高まる傾向はみられないことから、5月29日と同程度の噴火が発生する可能性は低くなっているものと考えられます。しかしながら、5月29日の噴火前にみられた島の隆起が維持されていることから、引き続き噴火の可能性があり、火砕流にも警戒が必要と考えられます。火砕流の流下による影響が及ぶと予想される屋久島町口永良部島の居住地域(前田地区、向江浜地区)では厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。
【対象地域】
噴火警報:避難等(継続)
鹿児島県屋久島町
噴火に伴う大きな噴石の飛散が予想される新岳火口から概ね2kmの範囲、及び火砕流の流下による影響が及ぶと予想される新岳火口の西側の概ね2.5kmの範囲では、厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。降雨時には土石流の可能性があるため注意してください。
2015年5月29日10時7分|噴火警報
噴火警戒レベル5 (避難)
危険な居住地域からの避難等が必要。
◆ 対象とする居住地域では厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。危険な居住地域からの避難等が必要。
◆ 新岳では、本日(29日)09時59分に爆発的噴火が発生しました。この噴火に伴い、火砕流が発生し、海岸まで達しました。火砕流の到達が予想される屋久島町口永良部島居住地域では厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。
【対象地域】
噴火警報:避難等(引上げ)
鹿児島県屋久島町
火砕流の流下が切迫している居住地域では、厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。屋久島町の避難等の指示に従ってください。
2014年8月7日10時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 火口から概ね2kmの範囲では噴火(大きな噴石)に警戒をしてください。また、火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 口永良部島で、3日12時24分に発生した噴火は、火山灰を分析した結果、マグマが直接関与していた可能性があることがわかりました。今後、マグマが関与した噴火が発生した場合、火砕流が発生する可能性があります。噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に加え、火砕流にも警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県屋久島町
火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。向江浜地区から新岳の南西にかけて、火口から海岸までの範囲では火砕流に警戒してください。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意してください。降雨時には土石流の可能性がありますので注意してください。
2014年8月3日12時50分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 火口から概ね2kmの範囲では噴火(大きな噴石)に警戒をしてください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 口永良部島では、本日(3日)12時24分に噴火が発生しました。今後、噴火活動がさらに活発となる可能性があり、火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火の発生が予想されますので、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(発表)
鹿児島県屋久島町
火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意してください。
2012年1月20日11時0分|噴火予報:警報解除
噴火警戒レベル1 (平常)
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 口永良部島では、昨年(2011年)12月11日から火山性地震の回数が多くなり、火山活動が高まった状態となりましたが、12月25日頃から火山性地震の回数は緩やかに減少し、1月5日以降は少ない状態で経過しています。その他のデータには、特段の変化は認められません。以上のように、火山活動は低下しており、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。
【対象地域】
鹿児島県:屋久島町
新岳火口内では噴気活動が続いており、火山灰等の噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに対する注意が必要です。
2009年10月30日11時0分|噴火予報
平常
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 口永良部島では、9月27日から火山性地震が一時的に増加しましたが、9月30日以降は少ない状態で経過しています。火山性微動は10月7日以降観測されていません。また、GPSによる地殻変動観測でも、新岳火口浅部の膨張を示す変化は認められません。これらのことから、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。
【対象地域】
鹿児島県:屋久島町
火口内で噴気や火山ガスの噴出等が見られ、火口内等では警戒が必要です。
2009年9月27日17時0分|火口周辺警報
火口周辺規制
火口周辺への立入規制等。
◆ 火口から1km程度の範囲では、噴火に対する警戒が必要。火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、本日(27日)7時頃から火山性地震が増加しており、16時までに34回(速報値)発生しました。このことから、口永良部島では火山活動が高まっていると考えられ、今後、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。火口から1km程度の範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。
【対象地域】
鹿児島県:屋久島町
火口から1km程度の範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。風下側では、降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。
2009年8月4日11時0分|噴火予報
平常
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
◆ 口永良部島では、GPSによる地殻変動観測で、2008年9月以降続いていた新岳火口浅部の膨張を示す変化が今年2月頃から鈍化し、6月以降は認められなくなりました。火山性地震及び火山性微動は少ない状態が続いています。これらのことから、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。
【対象地域】
鹿児島県:屋久島町
火口内で噴気や火山ガスの噴出等が見られ、火口内等(この範囲に入った場合は生命に危険が及ぶ)では警戒が必要です。
2009年3月18日15時0分|火口周辺警報
火口周辺規制
火口周辺への立入規制等。
◆ 火口から1km程度の範囲では、噴火に対する警戒が必要。火口周辺への立入規制等。
◆ 口永良部島では、GPSによる地殻変動観測で、2008年9月以降続いていた新岳火口浅部のわずかな膨張を示す変化が、2009年2月以降鈍化しています。2008年9月から12月頃にかけて、二酸化硫黄の放出量が増加していましたが、2009年1月以降やや減少しています。また、火山性地震及び火山性微動は少ない状態が続いています。これらのことから、口永良部島では火口から半径2km程度に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、噴火警戒レベルを3から2に引き下げます。今後、火口から1km程度の範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がありますので、火口周辺では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。
【対象地域】
鹿児島県:屋久島町
火口から1km程度の範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。