桜島
2022年7月27日20時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島では、南岳山頂火口及び昭和火口から2kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなりました。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島の南岳山頂火口では、7月24日20時05分に爆発が発生し、大きな噴石が火口から2.4kmを超えて飛散しました。その後は、噴火や爆発が時々発生していますが、火口から2kmを超えて大きな噴石が飛散する噴火は発生していません。桜島では、南岳山頂火口及び昭和火口から2kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと考えられます。しかしながら、現在も噴火活動が継続していることから、南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(引下げ)
鹿児島県鹿児島市
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
2022年7月24日20時50分|噴火警報
噴火警戒レベル5 (避難)
危険な居住地域からの避難等が必要。
◆ 桜島の南岳山頂火口及び昭和火口から概ね3km以内の居住地域(鹿児島市有村町及び古里町の一部)では、大きな噴石に厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。危険な居住地域からの避難等が必要。
◆ 桜島の南岳山頂火口で、本日(24日)20時05分に爆発が発生し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から約2.5kmまで達しました。桜島の火山活動は非常に活発化しています。南岳山頂火口及び昭和火口から概ね3km以内の居住地域(鹿児島市有村町及び古里町の一部)では、大きな噴石に厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。
【対象地域】
噴火警報:避難等(引上げ)
鹿児島県鹿児島市
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね3km以内の居住地域(鹿児島市有村町及び古里町の一部)では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。また、概ね2kmの範囲では火砕流に警戒をしてください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
2021年4月25日15時30分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島の南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmに警戒範囲を縮小登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島の南岳山頂火口で、本日(25日)01時09分に爆発が発生し、同火口から火砕流が南西側へ約1.8km流下したと判断しましたが、午前中、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、赤外熱映像装置による観測で火砕流の痕跡は認められませんでした。このため、火砕流と判断していた現象は、風下に流された噴煙の一部であると考えられます。以上のことから、警戒範囲を南岳山頂火口及び昭和火口から2kmを超えた居住地域近くの範囲から、南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmに縮小します。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県鹿児島市
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
2021年4月25日2時40分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島の南岳山頂火口及び昭和火口から2kmを超えた居住地域近くまでの範囲では、大きな噴石及び火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島の南岳山頂火口で、本日(25日)01時09分に爆発が発生しました。この噴火に伴い火砕流が発生し、南西側へ約1.8km流下しました。桜島の噴火活動がさらに活発化する恐れがあります。火口から2kmを超えた居住地域近くまでの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県鹿児島市
南岳山頂火口及び昭和火口から2kmを超えた居住地域近くまでの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。
2016年2月5日19時13分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲で大きな噴石及び火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島の昭和火口では、本日(5日)18時56分に爆発的噴火が発生し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が3合目(昭和火口より1300から1800m)まで達しました。桜島の噴火活動は、今後、活発化するおそれがあり、火口から概ね2kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県鹿児島市
昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。また、降雨時には土石流に注意してください。
2015年11月25日11時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル2 (火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。
◆ 昭和火口及び南岳山頂火口から概ね1kmの範囲で大きな噴石に警戒してください。火口周辺への立入規制等。
◆ 昭和火口では、9月17日以降爆発的噴火は発生しておらず、9月29日以降は、南岳山頂火口を含めて小規模な噴火も観測していません。火山性地震は11月14日から15日にかけて一時的に増加しましたが、火山性地震及び火山性微動は少ない状態が続いており、山体の膨張を示す地殻変動もみられていません。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、10月以降1日あたり100トン以下と少なくなっています。これらのことから、昭和火口及び南岳山頂火口から概ね1kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと考えられます。桜島では火山活動が低下しています。しかし、これまでも噴火活動を繰り返しており、今後も火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生すると考えられます。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(継続)
鹿児島県鹿児島市
昭和火口及び南岳山頂火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。また、降雨時には土石流に注意してください。
2015年9月1日16時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲で大きな噴石及び火砕流に警戒してください。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島では、南岳直下付近で多発した火山性地震は8月16日以降急激に減少し、今年1月以降の噴火活動が継続していた時期と同程度になっています。傾斜計や衛星による地殻変動の観測結果では、17日以降に地盤の隆起はみられていません。これらの観測データの状況から、南岳の地下に貫入したマグマの浅部への上昇は停止し、深部からの新たなマグマの貫入も生じていないと考えられます。また、19日以降、ごく小規模な噴火を観測していますが、この噴火は桜島でこれまでも観測してきた噴火活動であると考えられます。以上のことから、桜島は以前の火山活動に戻っていると判断し、警戒が必要な範囲を昭和火口及び南岳山頂火口から概ね3km以内から、概ね2km以内の範囲に縮小します。なお、火山活動の状況に変化が見られた場合は、随時、噴火警報または火山の状況に関する解説情報を発表します。
【対象地域】
火口周辺警報:入山規制等(引下げ)
鹿児島県鹿児島市
昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。また、降雨時には土石流に注意してください。
2015年8月15日10時15分|噴火警報
噴火警戒レベル4 (避難準備)
警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。
◆ 昭和火口および南岳山頂火口から3km以内の有村町および古里町では、大きな噴石および火砕流に警戒(避難準備)をしてください。警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。
◆ 桜島では、8月15日07時頃から島内を震源とする地震が多発しています。また、桜島島内に設置している傾斜計および伸縮計では山体膨張を示す急激な地殻変動が観測されており、その変化は一段と大きくなっています。桜島では、規模の大きな噴火が発生する可能性が非常に高くなっています。昭和火口および南岳山頂火口から3km以内の鹿児島市有村町および古里町では、重大な影響を及ぼす噴火が切迫していると考えられますので、厳重な警戒をしてください。
【対象地域】
噴火警報:避難等(引上げ)
鹿児島県鹿児島市
昭和火口および南岳山頂火口から3km以内の有村町および古里町では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意してください。降雨時には土石流に注意してください。
2012年3月21日11時0分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmに警戒範囲を縮小登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 昭和火口では、12日15時07分に爆発的噴火が発生し、大きな噴石が2合目(昭和火口から2km付近)まで達したことから、12日15時35分に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を切り替え、警戒範囲を南岳山頂火口から2km及び昭和火口から2kmを超えた居住地域近くの範囲(昭和火口から概ね2.4km)に拡大しました。その後、大きな噴石が2合目まで飛散する爆発的噴火の発生はなく、また、12日15時07分の爆発的噴火の発生以降も地震活動及び地殻変動に特段の変化は認められず、噴火活動がさらに活発化する兆候は今のところ認められません。以上のことから、警戒範囲を南岳山頂火口から2km及び昭和火口から2kmを超えた居住地域近くの範囲(昭和火口から概ね2.4km)から、昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmに縮小します。桜島では活発な噴火活動が続いており、引き続き火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する恐れがありますので、それぞれの火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に対する警戒が必要です。なお、火山活動の状況に変化が見られた場合は、随時、噴火警報または火山情報を発表します。
【対象地域】
鹿児島県:鹿児島市
昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、引き続き噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。風下側では降灰及び遠方でも風に流されて降る小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。また、爆発的噴火に伴う大きな空振や、降雨時には土石流に注意が必要です。
2012年3月12日15時35分|火口周辺警報
噴火警戒レベル3 (入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 火口から居住地域近くまでの範囲で警戒が必要。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島の昭和火口で、本日(12日)15時07分に爆発的噴火が発生し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が2合目(昭和火口より2km付近)まで達しました。火口から居住地域近くまでの範囲で弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。
【対象地域】
鹿児島県:鹿児島市
昭和火口及び南岳山頂火口から2kmを超えた居住地域近くまでの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。風下側では降灰及び遠方でも風に流されて降る小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。降雨時には土石流に注意が必要です。
2010年10月13日22時35分|火口周辺警報
入山規制
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 昭和火口及び南岳山頂火口から2km程度の範囲で警戒が必要。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島の昭和火口では、本日(13日)21時39分に爆発的噴火が発生し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が4合目(昭和火口より800から1300m)まで飛散しました。桜島の噴火活動は活発化するおそれがあり、火口から2km程度の範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。
【対象地域】
鹿児島県:鹿児島市
昭和火口及び南岳山頂火口から2km程度の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。降雨時には土石流に注意が必要です。
2010年9月30日11時0分|火口周辺警報
火口周辺規制
火口周辺への立入規制等。
◆ 桜島では、昭和火口及び南岳山頂火口から概ね1kmの範囲で警戒が必要火口周辺への立入規制等。
◆ 昭和火口では、9月9日以降爆発的噴火は発生しておらず、16日以降小規模な噴火も発生していません。南岳山頂火口では噴火は発生していません。火山性地震及び火山性微動は少ない状態が続いており、山体の膨張を示す地殻変動も観測されていません。これらのことから、桜島の噴火警戒レベルを3から2に引き下げます。なお、昭和火口の噴火活動は、2006年6月の噴火以降、長期的には次第に活発化している傾向がみられます。今後の火山活動の推移に注意する必要があります。
【対象地域】
鹿児島県:鹿児島市
桜島では、昭和火口及び南岳山頂火口から概ね1kmの範囲に噴石を飛散させる噴火が発生すると予想されますので、これらの火口周辺では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。降雨時には土石流に注意が必要です。
2009年7月19日11時0分|火口周辺警報
入山規制
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 昭和火口及び南岳山頂火口から2km程度の範囲で警戒が必要。登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
◆ 桜島の昭和火口では、今年6月下旬からやや活発な噴火活動が続いており7月に入ってから爆発的噴火が36回発生しました。このうち、昨日(18日)16時08分と本日(19日)00時28分の爆発的噴火では、昭和火口の南東約3kmに設置している空振計で100パスカルを超える空振を観測しています。桜島の噴火活動はさらに活発化するおそれがあり、火口から2km程度の範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に対する警戒が必要です。
【対象地域】
鹿児島県:鹿児島市
昭和火口及び南岳山頂火口から2km程度の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。降雨時には土石流に注意が必要です。
2009年4月24日14時0分|火口周辺警報
火口周辺規制
火口周辺への立入規制等。
◆ 桜島では、昭和火口及び南岳山頂火口から1km程度の範囲で警戒が必要。火口周辺への立入規制等。
◆ 昭和火口では、2月28日から4月10日にかけて爆発的噴火を含む噴火が断続的に発生しましたが、その後は爆発的噴火はありませんでした。4月11日以降、昭和火口及び南岳山頂火口で発生したのは、いずれもごく小規模な噴火でした。火山性地震及び火山性微動は少ない状態が続いており、山体の膨張を示す地殻変動も観測されていません。これらのことから、桜島の噴火警戒レベルを3から2に引き下げます。なお、昭和火口の噴火活動は、2006年6月の噴火以降、長期的には次第に活発化している傾向がみられます。今後の火山活動の推移に注意する必要があります。
【対象地域】
鹿児島県:鹿児島市
桜島では、引き続き昭和火口及び南岳山頂火口から1km程度の範囲に噴石を飛散させる噴火は発生すると予想されますので、これらの火口周辺では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。降雨時には土石流に注意が必要です。