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4月こと座流星群 2016

4月22日(金)午前3時頃が見ごろ!「4月こと座流星群」の特集です。

★ 4月こと座流星群って? ★

1.流星群とは?

こと座流星群

流星とは、宇宙に浮かぶ小さな塵(チリ)が地球にぶつかるときに発光する現象です。
この現象が一群になって現れることを「流星群」と言います。

流星群はある一点を中心に流れ、その一点の近くにある星座の名前を用いて「○○座流星群」と呼ばれています。

2.4月こと座流星群とは?

こと座の方向から流れる流星群です。
突発的に流星の出現数が増える流星群で、1945年には日本で1時間に約90個の流星が確認されたという記録があります。

3.特徴は?

流星の流れる速度が速く、中には痕(流星痕)を残すものもあります。
また深夜ほど高い位置に昇り、観測条件が良くなります。

★ 流星を見よう ★

1.いつ?

4月16日(土)〜4月25日(月)

見ごろは4月22日(金)午前3時頃
※ピークは午後3時頃の予想ですが、日中のため午前3時頃の観測がおすすめです。

2.どの方向?

午前3時頃 東の空

流星はこと座の方角だけとは限りませんので、夜空全体を見渡してみてください。

3.どれくらい?

1時間に8個以上

街の光が届かない所ほど、流れ星が見やすいでしょう。

4.当日の条件

条件はあまり良くないでしょう。

ピークの午前3時頃は月明かりがありますが、明るい流れ星であれば観測できそうです。

<こと座の位置>

こと座を見つけよう

こと座は午後10時頃、北東の空から昇ってきます。
1等星のベガはとても明るい星なので、見つけやすいでしょう。
ベガの付近にある四角をかたどった四つの星が、琴の胴体の部分です。

<お役立ちグッズ>

・星座早見盤
・方位磁石
・懐中電灯
(まぶしくないよう、赤いセロハンを貼ると良い)
・温かい飲み物
・防寒着
・シート
(寝そべって見る時に便利)など

夜は冷えますので、防寒着を持参して観測に出かけましょう!

こと座のお話

音楽の神アポロンは、音楽に秀でた子であるオルフェウスにヘルメス神からもらった「たて琴」を譲りました。それによりオルフェウスは琴の名手となり、美しい泉の精エウリディケを妻に迎えました。
しかし、幸せな結婚生活は長く続きません。・・・続きを読む