ホーム > 夜空のページ > ふたご座流星群

ふたご座流星群 2016

12月14日(水)午前2時頃が見ごろ!今年最後の三大流星群「ふたご座流星群」の特集です。

★ ふたご座流星群って? ★

1.流星群とは?

ふたご座流星群

流星とは、宇宙に浮かぶ小さな塵(チリ)が地球にぶつかるときに発光する現象です。この現象が一群になって現れることを「流星群」と言います。

流星群はある一点を中心に流れ、その一点の近くにある星座の名前を用いて「○○座流星群」と呼ばれています。

2.ふたご座流星群とは?

三大流星群」の1つであり、毎年1時間に30個以上と流星の数が多く、安定しています。
近年はペルセウス座流星群をしのぐ流星数となる年もあり、注目されている流星群です。

3.特徴は?

ふたご座流星群は小惑星が残したチリで出来ているめずらしい流星群です。
また、近年は明るい流星が多く出現しています。


★ 流星を見よう ★

1.いつ?

12月5日(月)〜12月20日(火)
☆見ごろは12月14日(水)午前2時頃です。
※ピークは午前9時頃ですが、日中のため午前2時頃の観測がおすすめです。

2.どの方向?

午前2時頃 西の空
流星はふたご座の方角だけとは限りませんので、夜空全体を見渡してみてください。

3.どれくらい?

1時間に30個以上
街の光が届かない所ほど、流れ星が見やすいでしょう。

4、当日の条件

条件はあまり良くないでしょう。
ピークの午前2時頃は月明かりがありますが、明るい流れ星であれば観測できそうです。

<ふたご座を見つけよう>

ふたご座を見つけよう ふたご座は、午後7時ごろ北東の空から昇ってきます。

アルファベットのUを右に倒したような星の並びなので、ふたご座の右隣にあるオリオン座を目印にして探してみましょう。

<お役立ちグッズ>

・星座早見盤
・方位磁石
・懐中電灯
(まぶしくないよう、赤いセロハンを貼ると良い)
・防寒着
・暖かい飲み物
・シート
(寝そべって見る時に便利)など

夜はかなり冷えますので、防寒着を持参して観測に出かけましょう!

ふたご座のお話

スパルタ国の王妃レダは大神ゼウスとの間に双子を授かります。その双子は兄カストル、弟ポルックスと名付けられました。双子は仲が良くいつも一緒でしたが・・・続きを読む

⇒ 星座のお話「ふたご座」

⇒ 夜空のページに戻る